管理業務主任者にまず期待される業務とは

管理業務主任者の業務は、たくさんありますが、特に管理業務主任者がやらないといけないと法で定められている業務がいくつかあります。
以下のような業務は、管理業務主任者にとってはただの業務ではなく義務と呼べるものでしょう。

・契約を締結する前に、区分所有者に対して重要事項の説明を行うこと

「契約時の重要事項の説明」に関しては、場合によっては説明会を開催するようなことも入ってきます。
実際に管理委託契約をめぐって、トラブルが現実に頻発してきましたから、それを回避する意味も込めて管理業務主任者の重要な業務にされています。
ただし、短期間の契約しか行わない場合に限っては、例外となります。

・契約内容を記載した書面を交付すること「書面の交付」に関しては、重要事項を記載した書面や契約書について、記名や押印をすることも入ってきます。

書面に記載しなければならない項目はかなり多く、細かく規定されていますから実際に管理業務主任者としてこの業務に当たるときは、最新の注意を払ってくれぐれも漏れが生じないようにしないといけません。

・修繕積立金のような、マンションの財産の分別管理をすること「マンションの財産分別管理」に関しては、たとえば修繕積立金の銀行口座を管理組合理事長の名義にして管理するようなことも入ってきます。

修繕積立金とは、マンションそのものや、その設備を修繕するときに使う積立金のことです。
(それぞれの部屋ではなく)共用する部分の修繕等では莫大な出費が必要ですから、毎月の積み立てが欠かせなくなります。
管理業務主任者の業務の中でも、特に責任が重いものといえるでしょう。

・管理業者の情報を開示すること

「管理業者の情報開示」に関しては、それまでの管理の実績から財務諸表のような項目まで、広範囲な情報が入ってくることに留意しないといけません。

・管理組合に対して、管理事務の報告をすること

「管理組合に対する報告」に関しては、管理組合に管理者等が配置されているときは定期的に管理事務に関する報告をしないといけないことになっています。

このページでは管理業務主任者の業務の中でも当然果たすべき義務となっているものを数え上げましたが、日々の多様な業務についても的確にこなしていく必要があります。
管理業務主任者の仕事は多岐にわたっていて責任も重いといえますね。