管理業務主任者の難易度は?
管理業務主任者の過去の合格率を知りたいという人は毎日のように出てきます。
そのことは、「管理業務主任者 過去 合格率」といったキーワードで検索をかける人がかなり増えているという事実からもわかります。
それでは、ここで過去10年間の管理業務主任者の合格率を一覧してください。
近年の合格率
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | 合格最低点 |
---|---|---|---|---|
平成24年 | 19,460人 | 4,254人 | 21.9% | 37点 |
平成25年 | 18,852人 | 4,241人 | 22.5% | 32点 |
平成26年 | 17,444人 | 3,761人 | 21.0% | 35点 |
平成27年 | 17,021人 | 4,053人 | 23.8% | 34点 |
平成28年 | 16,952人 | 3,816人 | 22.5% | 35点 |
平成29年 | 16,950人 | 3,679人 | 21.7% | 36点 |
平成30年 | 16,249人 | 3,531人 | 21.7% | 33点 |
令和元年 | 15,591人 | 3,617人 | 23.2% | 34点 |
こうやって管理業務主任者の過去の合格率を眺めていると、これから勉強して受かるのは無理なのではないかという気がしてしまう人もけっこういるのではないでしょうか?
ただしあとで書くように、過去の管理業務主任者の合格率を眺めただけで絶望的になってしまうのは間違いでしょう。
管理業務主任者の受験者は、20000人前後くらいの人数で一定していますね。
同時に、合格者も4000人を超えるくらいの人数で一定しています。
つまり、管理業務主任者は難しい試験に受からないといけない資格ですが、上からの意図で合格率はコントロールされているということです。
約5人に1人しか合格することができない試験ですが、試験は毎年同じ合格率になるように管理され、難易度が下がることもない代わりに上がることもないように調整されているのです。
合格率が一定の理由
管理業務主任者の試験は、過去の問題を、一年一年順を追って目を通していくと、さまざまな共通点や似通っている部分が見つかることがわかります。
この部分をパーフェクトに理解すると、合格は一気に身近なものになってくるはずです。
しかしどうしてそんな部分があるのでしょうか。
これがまさに、管理業務主任者の過去の合格率が変わってこなかった理由です。
合格率を変に上下させないようにするために、試験の出題者たちは毎年のように似ている部分を残しながら問題を起案しているのです。
管理業務主任者の過去の合格率を見るときは、第一印象だけで判断せずにそれが暗示していることはどんなことなのか、深く洞察してほしいですね。