管理業務主任者とマンション管理士の違いを並べる

管理業務主任者の資格は、しばしば別の資格と比較されたり混同されたりしてきました。何の資格か? といわれたら、その答えは「マンション管理士」になりますね。
実際に、マンションの管理者という仕事内容は、ものすごく酷似しています。

では管理業務主任者とマンション管理士の違いは何でしょうか。

・独立の可能性・チャンスの有無
マンション管理士には、独立して働く、あるいは半独立状態で働くという選択肢があります。そのいっぽう管理業務主任者にはそのようなチャンスはまずありません。
マンション管理士は、安定的な働き方を好まないタイプのほうに向いているといえるかもしれません。

・所属する組織の違い
管理業務主任者は、マンションの管理業務を実際に行う会社の社員等になって、活動するのが常識です。
それと比べてマンション管理士が所属したり契約したりするのは、マンションの管理「組合」になることが多いです。それも、組合に所属する労働者や従業員というよりは、顧問といった立場になります。

・試験の合格率・難易度
マンション管理士試験の合格率は、例年10%を切っています。しかし管理業務主任者はその倍以上の合格率を毎年記録しています。20%を軽く超えるくらいの数字になる年がほとんどですが、2014年は例外的に28.1%にはね上がりました。

このような違いの中でいちばん大事なポイントといえるのは、おそらく就業形態でしょう。管理業務主任者は一会社員としてスキルを活かすために存在する資格だということが、改めて浮き彫りになります。