管理業務主任者の独学は合格に近いのか? 

管理業務主任者の試験は、合格率が毎年めったに上がりません。上がることがあっても、それがいつまでも続くわけでもありません。

このような厳しい合格率は、深刻に気にする必要はなく、管理業務主任者の受験はどんどん狙っていくべきなのですが……あくまでもそれは、勉強法を厳選することが大前提です。そしてやってはいけない勉強法の代表格となっているのが、独学による勉強です。

管理業務主任者の試験は、あまり難易度が変わりませんし、問題の仕組みも変わりません。実はこれが、合格法の土台となっています。試験問題は簡単ではありませんし毎年必ず変更されますが、そのかたわら「あまり変わらない特徴」がふんだんにあります。

その特徴をもれなくチェックすることがカギとなるのですが、独学する場合はそのカギをなかなか発見できません。全部をひとりで賄うことになる以上、それどころの話ではないのです。

だいたい、独学では管理業務主任者受験用のテキストを読もうとする段階で非常に苦労します。どれだけわかりやすく丁寧に編集されたテキストや参考書を買うことができても、独学では正確な理解をするのに途方もない時間と集中力がかかります。それでは時間がいくらあっても足りません。

独学で手に入るメリットといったら、お金がかからない点や好きな場所で勉強できる点でしょう。しかしこれらも、独学の専売特許ではなくなりつつあります。従来の管理業務主任者通学講座よりとても安い通信講座(安い講座の中には、質が価格に比例してひどい講座と、全然質が悪くない講座がありますから、見極める目を持たないといけませんが)が登場していますし、通信ならもともと好きな場所で勉強可能ですね。

そして、独学に失敗してしまったら、再受験するにあたって結局お金が必ず必要になってしまいます。独学は通学・通信よりも失敗率が高いことは事実ですね。独学の費用対効果は、とても低いという結論になるでしょう。